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こんにちは、「東京貼り紙マップ」悉皆調査バックステージへようこそ! このページでは、2012年度ゼミ生による「東京貼り紙マップ・上野編」がどのように作られたのか、その舞台裏をお伝えします。 わたしたちバックステージ取材班は貼り紙ではなく、「調査するゼミ生」の様子を記録しました。フィールドワーク当日は、カメラやビデオで撮影していき、終了後はアンケートにも答えてもらいました。 出来上がった貼り紙マップだけでなく、どのように調査が進められたのかもあわせてご覧ください! |
バックステージ取材&製作:<セシル>,<まいまい>,<ラッパー>,<りんご>
悉皆調査バックステージレポート 7月19日、上野恩賜公園にて貼り紙の悉皆調査を行いました。この調査では、公園内のポスターや看板・貼り紙などの対象物を全て記録していきます。今回は公園内を5つのエリアに分け、2人1組のペアに分かれて調査を行いました。
・対象全体をフレームからはみ出さないように正面から撮影する 以上の3点を確認して、いよいよ各調査隊に分かれて調査を開始しました。
悉皆調査をするのは全員初めての体験だったので、最初は2人がどう協力すれば調査がスムーズに進むか分からずに苦戦している調査隊や、対象物の測定や記録に手間取っている調査隊がありました。ゼミでは今回の悉皆調査に向けて、記録する対象物の大きさ、高さ、周囲の地図や周りの状況などを記入するフォーマットを用意していました。しかし、思っていた以上に対象物の数が多く、ひとつずつフォーマットにきちんと書こうとしていた調査隊は調査に時間がかかっていました。 調査を始めてから2時間後、中間報告のために一度全員が広場に集まりました。各調査隊ごとに、エリア内で多く見られる看板や貼り紙の種類、気づいたことなどを報告していきました。花に関する看板、地図、銅像、落書きやステッカーなど、色々な対象物の話が出てきました。エリアによってみられる貼り紙類に違いがあったので、他の調査隊の話を真剣に聞いていました。進行具合を報告し合う中で、どの調査隊もフォーマットへの記録に時間がかかっていたことが分かりました。そこで効率的に進めていた調査隊と同じように、フォーマットへの記入をやめ、地図へ発見場所を記入するマッピングという方法に絞ることになりました。その後、再び各調査隊に分かれて後半の調査を再開しました。
前半は調査がなかなか進まなかった調査隊も、調査を進めていくうちに役割分担が定まっていき、スムーズに行うことが出来るようになっていました。声を掛け合いながら一緒に進めている隊や、1人が地図に記入している間にもう1人が次の対象物を探しに行く隊、早々に調査を終えてくつろいでいる隊など、後半は調査隊の動き方が様々で、特徴が見られました。それぞれの調査隊で雰囲気の違いがあって、普段のゼミ活動とは違ってなんだか新鮮でした。 ↑ページ先頭に戻る ダイジェストムービー悉皆調査の様子を記録したムービーです。ゼミ生たちが、どのように調査を進めたのかをぜひご覧ください。 ※サムネイルをクリックすると別窓で動画が再生されます。 ↑ページ先頭に戻る |