【How:調査方法】

 

ここはフィールドワーク当日の調査方法をまとめたページです。



事前調査

まず、担当する公園の下見・事前調査を行いました。下見は事前調査も兼ねており、その公園の周辺はどんな様子なのか、学校や公園以外の公共施設といった建物があるのかを把握しました。また、夏場に行ったこともあり、調査日当日に長時間居られるような休憩スペース・日陰があるか、近所に冷房の効いた建物や飲食店やコンビニエンスストアがあるかどうかの確認もしました。各公園によって下見と事前調査の日程は異なりますが、公園を中心に半径500メートルの範囲の今昔比較、公園の今に至るまでの歴史と経緯(全公園が駅から近かったため、公園それ自体の歴史が調べにくい場合は駅を中心とした歴史の調査)を事前調査として取り組みました。

調査グループ

和田倉噴水公園:<どん><おまめ><たいやき><なないろ> 
中池袋公園:<まる><しょうゆ><ぴょ><こめ>
白金台どんぐり児童遊園:<かたくり子><さんみ><おゆ>




調査方法

① 調査時間は、20分間の調査を9回

08:00~8:20
09:20~09:40
10:40~11:00
12:00~12:20
13:20~13:40
14:40~15:00
16:00~16:20
17:20~17:40
18:40~19:00


② 調査エリア

『和田倉噴水公園』『中池袋公園』『白金台どんぐり児童遊園』


調査日当日

和田倉噴水公園

和田倉噴水公園では、敷地面積が広かったため半分にエリアを区切り、21組で各エリアを調査しました。また、下見段階から事前に共有していた表形式の調査シートから地図に書き込む形式へ、当日変更しました。来園者が多かったため、公園のほとんど全体を見渡せるスペースから公園内を動画や写真を撮りながら調査を行い、各調査時間後の休憩でまとめや補足の作業を行いました。さらに、公園の出入口に記号を振り、調査対象の移動ルートが分かるようにしました。

中池袋公園

中池袋公園では、下見を経て、調査シートを表形式から地図と表が1枚のシートに一体となった形式に変更しました。1人ずつ敷地内での調査エリアを決め、ひとつの時間帯につき12枚ずつシートを持ち、担当エリア内にいる全体の様子と、その中でも特に目に付いた人物の様子をそれぞれ調査シートに記入しました。また、和田倉噴水公園同様、各調査時間後の休憩でまとめや補足の作業を行い、目立つ行動をしていた調査対象には動線を用いて詳しいルートが分かるようにしました。

白金台どんぐり児童遊園

白金台どんぐり児童遊園では、中池袋公園と同様に下見を経て、調査シートを地図と表の一体形式に変更し、3人のうち2人がこのシートを使用しました。調査日は、2人以上で行動する約束のもと、メンバー3人全員で一ヶ所に集まって調査を行いました。白金台どんぐり児童遊園では、他ふたつの公園と比べて敷地面積・来園者ともに少なかったため、来園者が多い時間帯のみ担当エリアを決めるなど各時間帯の様子に合わせて工夫し、メンバーの視界に入ったほとんどの人物を記録することができました。